2012/01/12(木)Ubuntu10.04にlatex環境を構築するまとメモ
2012/01/12 10:03
今年こそ何か面白いものを作るこということを目標に頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願い致します。
といいつつ今回は全然モノに関係のない記事ですけど…。
latexをインストール
まずはこちらを参考に、latexをインストールします。sudo apt-get install latex-env-ja sudo apt-get install latex-extra-ja sudo jisftconfig add
dviファイルをpdfに変換するツールであるdvipdfmxを使用するために、以下の作業を行います。
cd /etc/texmf/dvipdfmx sudo cp -p dvipdfmx.cfg dvipdfmx.cfg_org sudo gedit dvipdfmx.cfg ファイルの最終行に"f jis-cjk.map"を追加。 ln -s /var/lib/defoma/gs.d/dirs/CMap ~/.texmf-var/fonts/cmapこれで、
platex test.tex dvipdfmx test.dviというように、tex文書からpdfを作成することができます。
文字コードがEUCでないとダメなのに注意。
tex文書の中にpngやjpeg画像を貼り付けられるようにする
latexは初期のままだとpngやjpeg画像を貼り付けることができません。これではちょっと不便なので画像が使用しやすくなるような作業を行います。
まず,こちらのサイトのここを右クリックで保存するか、ページ全体をコピーしてエディタに貼り付け「mediabb.sty」という名前で保存します。
そしてこれをどこかに配置すればいい…と思うのですが、ちょっとどこに置けばいいのかわかりませんでした。。
まぁとりあえずtex文書と同じディレクトリに配置しておきます。
mediabb.styを配置したら、あとはtex文書の上の方で
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx, color} \usepackage{mediabb}と読み込んで,画像を貼り付けたい場所に
\includegraphics[autoebb,scale=1.0]{test.png}と記述することで画像を貼り付けることができます。
コンパイルは以下のように引数をつけて行います。
platex -shell-escape test.tex
texlipseをインストール
長い文章など書くときはテキストエディタだけでは辛いので、eclipse上でtex文書を書くことができるtexlipseをインストールします。texlipse自体のインストールはここに従って行いました。
設定
Window -> Preferences -> General -> Content Types -> Text -> LaTex Fileを選択Addボタンから「*.bib」を追加、Default encodingに「EUC-JP」と入力してUpgradeボタンを押す。
Window -> Preferences -> Texlipse -> Builder Settingを選択
Latex Program の設定を「/usr/bin/platex」「-interaction=nonstopmode --src-specials -shell-escape %input」とする
Dvipdf Program の設定を「/usr/bin/dvipdfmx」とする。
これで、いい感じにtex文書からpdfまで変換することができるようになりました。
参考にしたサイト様
Ubuntu 10.04 LTS に TeX環境を簡単インストール画像をPNGやJPEGで読み込む